この記事では主に男性器に出来るぶつぶつ『フォアダイス』に関して書いています。
一般的にフォアダイスと言うと唇の端に出来る白い小さなぶつぶつ、そして男性器（陰茎）に出来るぶつぶつの事を示します。
上の画像に示したように、男性器にできるフォアダイスは正確には男性器の皮（包皮）の部分に出来た白っぽいぶつぶつの事です。
上の画像の様に陰茎の根元に近い部分に多くぶつぶつが見られる場合が多いですが、全体的にぶつぶつができる場合もあり細かい症状は人によって異なります。
よく混同される似た症状に真珠様陰茎小丘疹がありますが、ぶつぶつが発生する場所の違いで呼び方も変わります。
男性器の亀頭のカリ周辺にぶつぶつが出来ている方は真珠様陰茎小丘疹の可能性が高いです。
フォアダイスは一見すると焼き鳥の皮表面に見られるぶつぶつした部分にも似ています。
男性器にできるフォアダイスのリアルな写真も記事中にリンクを貼ってあります。
気になる方はそちらからご確認ください。
フォアダイスの原因とは？
フォアダイスは毛穴のない場所に存在する皮脂腺（脂を皮膚に出す働きをする器官）から出た皮脂が皮膚の外に出られないまま固まって、固まった脂肪がイボの様に透けて見える状態の事を示します。
毛穴という出口がないのに皮脂が分泌されてしまうので外に出られない状態になりやすいのが特に唇の端と性器周りと言う事で、程度の差はありますがこれは誰にでも起こりうる生理現象で病気ではありません。
男性器の包皮にフォアダイスが特に多い症例写真（苦手な方はご注意ください）→Wikipedia
生理現象なので本来は治療を受ける必要はありませんが、ぶつぶつが出来ている範囲や量が多いと見た目がグロテスクになるので見た目を良くする為に治療を受ける方も少なくはありません。
フォアダイスを除去したいなら？
前述した様にフォアダイスは生理現象の一つであって本来は特に治療を受けなくても身体に害はありませんが、見た目の問題で除去治療を受ける方も珍しくありません。
真珠様陰茎小丘疹の除去治療と同様に、フォアダイスの除去治療も専門のクリニックで受けることが出来ます。
フォアダイスの除去治療は健康保険の適用外となる為治療費は全額個人負担になり3万円〜10万円程度を目安に治療費がかかります。
保険適用外の自由診療の治療なので治療費はクリニックによって大きく異なります。
1〜2万円で治療できるクリニックがある一方30万円以上の治療費がかかる場合もありますので、治療を受ける場合はクリニック選びは慎重に行いましょう。
フォアダイスの除去治療は高額な治療費を支払ったからといって仕上がりに差が出る様な治療ではありません。
フォアダイスを治療するのはどんな人？
フォアダイスの除去治療は完全に見た目を良くする為の治療です。
フォアダイスであれば放置しても健康を害する様な事はないので『見た目が気になる』『パートナーに気を使って』と言う理由で治療を受けるのが一般的です。
長くても30分程度でほとんど痛みなく綺麗な状態にすることが可能です。
もしあなたがフォアダイスのせいで自分に自身が持てない様なことが少しでもあるのなら専門のクリニックでの治療を検討してみてはいかがでしょうか。
