真珠様陰茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)
英語ではPearly penile papulesと言い、単語の頭文字をそれぞれ取ってPPPと呼ばれる事もあります。
あまり聞きなれないネーミングだと思いますが、真珠様陰茎小丘疹とは男性器の亀頭部分にできるぶつぶつの事を示します。
正確には上の画像のように亀頭と竿の境界(一般的にカリと呼ばれる部分)にできる白っぽい小さなぶつぶつの事を真珠様陰茎小丘疹と呼びます。
包茎で亀頭が皮に覆われている方は包皮を剥いてみないと確認できない部分です。
この『カリ』の部分に大きさの揃った白っぽいぶつぶつが並んで発生します。
真珠様陰茎小丘疹に非常によく似た症状で『フォアダイス』と呼ばれる性器や唇周辺にできるぶつぶつがあります。
真珠様陰茎小丘疹とフォアダイスは厳密には別物ですが、医療関係者でさえ正確に区別していない場合も多く、真珠様陰茎小丘疹のことをフォアダイスと呼ぶ事も少なくありません。
真珠様陰茎小丘疹の原因とは?
真珠様陰茎小丘疹のあの白い粒は簡単に言うと『脂肪の固まり』です。
皮脂の分泌をする皮脂腺は亀頭にも存在して、あのぶつぶつは出口を塞がれたまま分泌された皮脂が固まってしまったもので皮脂分泌の多い10代の時期に発生する場合が多いと言われています。
イメージとしてはニキビが出来るメカニズムに近いですが、症状はイボに似ていてニキビの様に自力で潰す様な事は非常に難しいです。
真珠様陰茎小丘疹が特に多い症例写真(苦手な方はご注意ください)→Wikipedia
『男性の何%に出来る症状です』などと割合を示す情報もありますが、これに関する統計は無いので実際の割合を正確に知る事は出来ませんが『男性の30%が真珠様陰茎小丘疹を発症してその半数程度が除去治療を受けている』と言うのが当サイトの予想です。
粒の数が多かったり出来ている範囲が広かったりするとやはり見た目が気になるので専門のクリニックで治療を受けて綺麗に除去する方も少なくありませんが、真珠様陰茎小丘疹は生理現象なので特に治療を受けなくても身体的に悪いものではありません。
真珠様陰茎小丘疹を除去したいなら?
真珠様陰茎小丘疹は生理現象なので本人やパートナーが気にならないのであれば特に治療を受けて除去する必要はありません。
ただ実際にはコンプレックスに感じてしまったりパートナーの女性に不快感を与えない為に専門の医療機関で除去治療を受ける方も少なくないです。
ウィルスなどが原因の病気では無く、健康保険の適用外の治療になる為治療費は全額負担となり3万円〜10万円程度を目安に治療費がかかることが一般的です。
クリニックによっては30万円を超える治療費を請求される事もあるので、治療を検討されている方は『どこで治療を受けるか』が重要になってきます。
専門の医療機関での治療なら長くても30分程度でほぼ痛みも無く終わる簡単な治療で、高い治療費を出したからと言って仕上がりに差が出る事はありません。
自分がコンプレックスに感じていないか?が重要
真珠様陰茎小丘疹は生理現象なので必ずしも除去治療を受ける必要はありません。
ただ『自分自身がコンプレックスに感じてしまっている』場合は治療を受けて綺麗にしてしまうことをお勧めします。
男性器の状態って男にとっては意外と重要で『自分のモノに自信が持てない』ことは、女性との接し方・恋愛事情にまで間接的に影響してきます。
例えばサイズに関しては生まれ持ったものにある程度限界がありますが、真珠様陰茎小丘疹の様な『見た目の清潔感』は綺麗に保つことが可能です。
もしあなたが小さなぶつぶつがある事をコンプレックスに感じている、女性に対して消極的・臆病になってしまっているのであれば1日も早く解消してしまう事をお勧めします。